今日はすっきりと秋晴れです
今宵はよい月を眺められそうですなぁ。
本日はOさん・2日目。
レッスンは、午前:糸染め。午後:豆乳染めです。
まずは、
糸染め。
糸と言ってもいろいろ種類もありますね。
M:cico舎では、毛糸を染めてもらいます。
糸に対するお好みもあるでしょうが、ウール
なんです。
理由は・・・
作業中の「温度管理が重要」だからです。
染色はその工程で、お湯で煮たり水で洗ったりと熱い・冷たいを繰り返しことが多くあります。
この温度差でウールは縮んでしまい、フェルト化するんですよ。
フェルトって手芸屋さんで売っているあのフェルトです。詳しくはこちら
「哺乳類の体毛の表面は、うろこ状の毛小皮(hair cuticle)で覆われている。そのため、熱や圧力、振動を加えることで毛小皮が互いにかみあい、絡み合って離れなくなる性質がある。この現象を縮絨(しゅくじゅう)あるいはフェルト化と呼ぶ(引用;wikipedia)」つまり、1本の糸ではなくなってしまうんです。
フェルト化しないように注意して染めるのが、カリキュラムレッスンの
ポイントなんですね。
急熱・急冷を避けるため、通常の染めよりも時間がかかります。
が、その分気をつけることがより体感できるはず。。。なんですが~。
Oさん、いかがでしたか??
ま
このウールがきちんと染められれば、他の種類の糸は楽々ですわ。
こちらは染めあがった毛糸。
材料:ドングリ
媒染剤:ミョウバン(アルミ)
素材:毛糸
実はOさん、手まり作りが趣味とのこと。
自分で染めた糸で毬をかがりたい
と目をキラキラさせながら話す姿は「なんも言えねぇ~
」です。
では、午後のレッスンまでちょっとお休みです。
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