M：cico通信

今日のレッスンはKさん。

フェリシモからフリーレッスンに移って今日で２回目です。
今月は白いタンクトップを夏っぽくオレンジや黄色でムラに染める予定。

わざとムラにするため、タンクトップを洗たくネットに丸めて入れて染めます。
白と黄色とオレンジのムラムラ。
想像しただけでも「夏」ぽくないですか？太陽が似合いそう

：手順：
①コットンのタンクトップを濃染処理
②丸めたタンクトップをネットに入れて媒染
③一色目の色入れ
④２色目の色入れ。（チタン媒染なので染液と同浴で染色可）

の、はずだったんですが。。。。
２色目のチタン媒染でオレンジ色にならず。。。うーむ。
急きょ植物を変更してオレンジを入れたんですよ～。
なんでかな？？
自然相手だとこんなことも時たま起こります。ハイ。
日々勉強。

ちょいと驚きつつもムラに仕上がったタンクトップはこちら


かなりムラムラでしょ？
よく見るとムラの部分が花柄だったりしてサイケな感じ。

色違いで重ね着が宜しいのでは？

材料：キハダ、カエデ
媒染剤：ミョウバン、チタン
素材：コットンタンクトップ

活動的なKさんにピッタンコ（ピッタンコって、いつも時代の・・・）

こんばんは。来週はお盆突入。みなさん、ご先祖様のお墓参りはしておりますか？
つくり家もこの年になって、お墓参りは大切だよねぇ～などと思う次第です（シンミリ）。

さて、８月のレッスンです。
まずは、Kさんです。
Kさんは学校の先生。去年の夏に初めてさんだったんです。

で、教室で基本の染めを体験して、自宅で繰り返し繰り返し染めを練習されてました。
去年の体験学習に生徒の子供たちと先生のおそろいのTシャツを染めたそうです。
すごい、すごいよKさん。

それで、今年は模様の入れ方を学ぶためにいらっしゃいました。
つくり家のも提案は・・・
①板絞り（畳み染め）
②型染め
③折り紙絞り

３種類すべてを終えるために、お弁当持参。エイエイオー

①まずは板絞り。
ポイントは如何に締めるかにかかっております。
布を板の間に挟むことで防染しますが、板を締めるときの圧が弱いと布の中まで染液が入ってしまいます。
ぎゅーっと。

②型染め。
これは浸染用の特殊糊を使っています。５０度以上で固化し、５０度以下では溶けちゃう。
布地を染液の中にしっかり浸しておくこと。それがポイント。

③折り紙絞り。
布地を折り紙の様に畳んで、何箇所か輪ゴムで縛る方法。
輪ゴムをしっかり巻くことがポイントでしょうか？

①③の染め上がり。

イスの上と左側が①。イス右が③

素材はコットンのキッチンクロス。
材料：木蓮
媒染：チタン





これは型染め。
マトリョーシカのデザインです。

いずれにしても、子供たち用に少々下準備などが必要かも。。。。






後日、K先生は道具などをホームセンターなので調達して復習されたそうですよ
ことしも実習レポートが楽しみですね

とてもとても告知が遅くなってしまいました。ごめんなさい

３年目突入のM:cico舎より恒例の夏休み親子教室のお知らせ。

日時：8/4（木）～8/7（日）の４日間
場所：M:cico舎（最寄駅：阪急　苦楽園口・徒歩３分）
つくるもの：ワンポイント型染め手拭い＆天然色の手作り石鹸。
参加費：親子で2500円（材料費込、お子様１名増しにつき+500円）
持参品：エプロン、お手拭タオル。（あれば500ｍｌの牛乳orジュースの紙パック）

パパorママが石鹸を、お子様が手拭いを染めてもよし。
その反対でもよし。

親子で協力して手拭いと石鹸をつくりましょう









お問い合わせはM:cico舎（mcico.hanagasumi.net)まで。
お申し込み後に教室地図をメールにてご案内します。

７月最後のレッスンは「kikusa」さんです。

「kikusa」さんは大阪で木と草のお店をされています。
木と草で「kikusa（キクサ）」。
覚えやすいでしょ？

そんなkikusaさんが８月にお店で草木染めのイベントを行うとのこと。
通りすがりのお客さんに手軽に染め体験をしてもらおうと企画中です。
なんだかおもしろそうやわ～。

そのお勉強（？）のためにはるばる、なのです。
ありがとうございます

つくり家よりは絶対に若いご夫婦。
お店の雰囲気をとても大事にされている感じ。
イベントで使う布の素材や植物材料などちょっとしたこだわりがあるようですよん

で、型染めでのレッスン開始
麻布に数字のワンポイント。

お店での実践をイメージしながらのレッスン。お二人とも真剣です。
うーん、いい空気感。

完成した作品はこちら

材料：（左）木蓮の葉　（右）たまねぎ
媒染剤：（左）鉄　（右）ミョウバン
素材：リネン生地

数字を型染めで白抜きしています。


ちょっと目を離すと型糊が溶けてとんでもないことになっちゃう技法。
けど、今日はバッチりでしたねﾆﾔﾘ。

当日はどんな植物を使ってイベントされるのか楽しみです。
つくり家もスケジュールが合えば参加したいわ、ほんとに。

このイベントでみなさんが草木染めのい色に興味をもってくれるといいなぁ～と思っています。

「kikusa」さんのお店のHPはこちら＊＊＊＊kikusanote.exblog.jp/

今月は虹色ストール　再び！です。
実は隠れ人気アイテムだったりして。ﾆﾝﾏﾘ

今日のレッスンはKさんです。
もともと職人気質のKさんは虹色ストール６色に挑戦です。
あともう１本は藍染めです。

虹色ストール：赤と黄色と藍を掛け合わせて「赤・橙・黄・緑・青（藍）・紫」を染め分けます。
Kさんは雑誌の編集関係のお仕事をされています。
なので、色には詳しい・・・。
橙も「うーん、マゼンダ（赤）3のイエロー7くらいですかね～」など。
へぇ、そういう表現もあるのね

皆さんの「モノに対するいろんな角度でいろんな解釈」がきけて、とってもおもしろい。
なるほどなって。

そんなこんなで完成品。

材料：茜、キハダ、藍
媒染：みょうばん
素材：シルクレーヨン







くるりと巻いてみたところ。

いろんな色がこんにちはしてて面白い。
素材のふんわり感がやさしい感じの仕上がりになりました。





こちらは藍染めのストール。

藍の濃度は３段階。
生地の色を含めて４色展開です。

やっぱ夏は藍が似合いますねぇ
「ざ・日本の夏」